「Angle's Kiss」



 昼下がり 寝惚け眼でポストを覗く
 まだ来ない
 一日中孤独の中で 電話を待つ
 来ない
 まるで胸が鋭い針で突き抜かれたようだ
 苛立つ 焦る どうしようもなく当たり散らす
 君は乾いた喉を癒す水瓶を垂らす天使のよう
 乾いたよ おくれよ その透き通った水を
 僕はそれを君に 口移しで含ませよう
 そして永遠にこれを繰り返そう


                 by ひかる  1993/3/20