「第二次西南戦争」
僕は夢を見た.......
僕は薩摩の大地に産まれ 勇敢な父親に育てられた
薩摩の士族の男達は厳しい教育を受ける 必要な最小限の知識とジゲン流剣術の稽古
僕の家は郷士で野太刀自顕流薬丸派だった 私学校での朝に三千、夕に八千 激しい連日の稽古
そして歳を重ね僕は美少年の立派な勇敢な兵児になった
ある日戦争は始まった 敵は中央政府 大久保一蔵どん率いる官軍
僕は銃を撃ちまくった しかしすぐに弾は切れてしまった 僕は抜刀隊として白刃を掲げ 奇声を上げながら敵陣に突っ込んでいった
日頃の薬丸流の稽古は活きた 敵を何人もバッサリバッサリ袈裟切りにした 終いには敵は奇声を聞いただけで慌てて逃げ出すようになった
大将の桐野さあは熊本城は落ちんと察し 長崎の船を奪いにいくさの矛先を変えた それで東京に上陸するつもりだ
僕は先陣を切って長崎取りに走った 薩摩隼人達はみんな普段から足腰をとても強く鍛えている 熊本から長崎なんて薩軍の機動力ならあっという間だ
僕は長崎でも斬りに斬った 刀に付いた血糊や脂を水で洗い砥石でごしごし擦りながら
そして長崎は落ちた 西郷どんはそれを聞きつけ船に乗り込みに来た
東京はすぐに陥落した 西郷さん率いる薩軍は政権を奪取した
西郷さんが廟堂にて察した官僚の怪しい政治ではなく 新しい別の道があるはずだ
アングロサクソンの侵略に備え富国強兵は続行するが 武士の特権を維持し日本国民は愛のモラルを上昇させるべきだ
要職には薩摩隼人を主とする武士が就けばいい 西郷さんが願う通り日本人全てを薩摩隼人に改造できれば良いのだが
社会が歯車化しない 人々の心が冷めてしまわない 欧米とは別の近代化を実現するのだ 指導者の西郷さんの下に
僕は夢から覚めた.......
現実の社会には欧米的近代化 官僚制歯車化が実現し 腐敗官僚が政治の実権を握り 民主主義的卑しさが 相対主義の卑しさが幅を利かせている
気概残せし日本国民よ 新私学校を旗揚げしその下に集おうではないか 再び体制に立ち向かうんだ そうだ 第二次西南戦争を起こすのだ
そして西郷さんの面影を残せし鳩山由紀夫さんを掲げ 新しい社会を創ろうではないか
五十の手習いになるが やってもらうしかない 鳩山由紀夫に人文学的教養を叩き込め!!
byひかる 2002/5/10