「貴族主義の復活」


 電車に揺られ東京に入る
 車窓から目に入るのは雑然とした均質化した街の戯れ
 誰もが社会に圧し拉がれ完全に諦めきっている
 部屋のステレオからは絶望のロックが並べられている
 もう僕には混沌も諦めも無い 僕は権力への意志に身を固め始める
 このまま終わってたまるものか 僕は強い決意に駆り立てられる
 この卑小な 歯車の 民主主義社会に対抗して生きること
 高い 美しい貴族主義的文化を作ること
 この悲惨なデモクラシーの海の中で 自閉した貴族の文化を僕らは作る
 僕の恐ろしい意志は復活した
 老子も無為自然も無い あるのはただ権力への意志のみ
 神ひかるは新しい貴族主義文化を創造するのだ


   by ひかる 2003/12/15