「雲を見ながら.U」


 ネギ畑に囲まれて 僕は西から東へと流れてゆく雲を見ている
 僕が凡才だろうと天才だろうと自然は移り変わってゆく
 いずれは地球も太陽も壊れてしまうのだ
 宇宙歴になり人類が宇宙の遥か彼方で暮らすことになろうとも
 この無限の時の流れの中では地球人も宇宙人も滅び去ってしまう
 そして一切の記録も 全て消え去ってしまうのだ

 僕はどうでもいいとてもちっぽけな存在だ
 厳しい現実に無力感に襲われ 
 何の希望もなく
 僕は何となく多少の努力をしようと思う


    by ひかる 2005/9/9