「パニック障害」
もう帰れない 地獄の底にいるようだ
幼い頃一人で留守番をしている時 間違えてドアにチェーンをかけてしまった時の様
出られない 誰も助けに来てくれない
妹と手を繋いで出かけて行く母の姿がマンションの4階から見える
「おかあさーん!」
暗黒に包まれてゆく部屋の中......
孤独は幼い頃から 僕の宿命だった
小学生の頃の精神病院に閉じ込められるビジョン
そして実際に連れ込まれた20歳の頃
「ブルータスよ、貴方は偉大な人間だった!」 !!?? 悲痛に胸を突き刺す永遠の孤独 観客席まで舞台になっちまう
孤独は七重の皮膚を持つ 誰がそれを突き破れよう
テレビで広められる洗練された卑しさ
言葉と言葉の戦争
彼らの切り札は精神科医
僕は言葉に殺される
保留する隼人
付け込むは卑しいデモクラシアン
言葉で力で抑えこむ
迫害されるは貴族の宿命
警察は敵に回る
保留し続け 遂に体が壊される
空間はよじれ 息は吸えず 所構わず走り回る
狂い回り 叫び続ける
帰りようのない 地獄の扉の内で
幾ら扉を叩いてみても 誰も助けに来てはくれないだろう
by ひかる
2000/1/11
