「最良のとき」


 僕は右ウイング
 極めて速い俊足を生かして 右ラインをドリブルで突っ切り
 絶妙のセンタリングを上げる
 そこを野球部のにっしんが センターフォワード ストライカーとして
 上手にトラップし 威力のあるシュートでゴールを決める
 小学校の校庭の午前十時
 秋の日の心地良い天気 柔らかな心地良い微風がすーっと気持ちいい
 茶色の大地は僕と一体化し 無敵の僕をトランポリンのように跳ね上げ さわやかに微風を切るように自由に走らせる
 二、三ある 人生の中での最良の瞬間
 僕と大地は一体化し 神々のように軽々と素早く 天才として自由に縦横無尽に 僕は天真爛漫に駆け回る


    by ひかる 2008/3/16