「別れる前に」



 僕がふざけてくすぐった時の可愛らしく甘ったるい声
 純粋で訴えかけるような真っ直ぐな眼差し
 苦しそうな時 全身でその苦しみを表現する守ってあげたくなる君
 どの瞬間も決して忘れはしない
 君と別れなければならないのは宿命なんだ
 許しておくれ 君のことは本当に好きなのだけれど
 詩人は払った代償の何倍もの喜びを得ることが出来る
 この深い悲しみを乗り越えれば きっといつかは笑顔を浮かべることが出来るだろう
 もちろん君と別れるのは最後の選択
 もっとその前に乗り越えなければならないものが沢山ある
 けれどその時はいずれ 遅かれ早かれやって来る
 信じておくれ 別れた後でも覚えていておくれ
 僕は君を愛していた  
 優しく純粋な君を愛していた



     by ひかる 2003/9/15