「絶望」
もうこれ以上行き場はない
もう死ぬことしか考えられない
残り少ない力を戦いにぶつけていく力も
恐ろしい狂気の中でも失わなかったどうしようもない健康さも もはや失ってしまった
何もかもばらばらに消え去ってしまった
それなりの調和を感じていた人々ももはやただの石ころだ
みんな社会の中で自分の役割を演じているだけだ
どんな慰めの言葉も僕の傍らを通り過ぎていってしまう
沈鬱な窒息感が僕を苛む
冬の乾いた風が空漠とした僕の心を吹きすさんでいく
人間としての正しい生き方はいつも必死に幸せを求めるということ
だけどこれ以上死ぬ事の他ににどんな幸せがあるというのだ
絶望の淵の中で僕はのたうちまわっている
もうこれ以上生きられない
by ひかる 2003/12/13